調査ファイルNO.017

調査対象：碇山 能彦&レッドクロス

碇山 能彦

契約者：碇山 能彦(いかりやま よしひこ)

年齢：51歳

職業：警備員

趣味：料理、運動

好きなもの：唐傘 かさね
嫌いなこと：子供たちに童話を読み聞かせること

性格：正義感を心に秘め、本心を口にしない。

チャイルドとの関係：チャイルドの存在を知っている。

契約の理由：唐傘 かさねと、子供達が危険に直面したため

契約後の変化：無力感から脱することができた。

備考：料理が趣味なだけあって、その腕前はシェフ並みの実力を誇る。

番人 レッドクロス

守護者 レッドクロス

洗礼名：レッドクロス

性格：騎士道の体現者。名誉と正義を重んじる。 特に、子供と女性を守ることを自分の使命だと思っている。 

契約者との関係：契約者を修行が必要な騎士見習いと考え、自分が指導しなければと思っている。時折、密かに契約者の元を訪れ、見守っている。

他のチャイルドとの関係：同じ騎士道を重んじるチャイルドとは友好的。ユーナを尊敬しており、彼女以外のチャイルドとの交流はほとんどなく、マンモンについては暴君と捉えており、軽蔑している。

備考：ユーナを尊敬しているが、ユーナからは若干避けられている。そのため、自分は女性に人気がないと考えている。

愛する者達を守るため、悪魔に魂を売った男…

昔は正義感あふれる刑事だったが、一度のミスで警察を辞めることになり、今ではハーレム街の成金の下で警備員として働く男。生きる意欲もなく一日一日を無気力に過ごしていた彼に、ある時、見知らぬ少女が声をかける。

 "こんにちは"

ハーレム街の住民と思えないほど華やかな笑みを浮かべる少女。少女がハーレム街の孤児を世話する修道女見習いという話を聞いた彼は、少女がハーレム街の環境に耐えることができず、すぐにここを逃げ出すと確信していた。

 

ある日、男のボスの事務所に押しかけてきた少女。自分が面倒を見る子供の一人がボスの麻薬の運び屋として使われたという事実を知って、子供を救うためにやってきたのである。s少女の行動に怒ったボスは、彼女を人身売買組織に売ろうとする。

子供のために身を挺してやって来た少女。そんな少女が捕まって行くところを、ただ見る事しかできなかった彼。しかし、そのことが押し殺していた正義感に火を付けることになる。結局彼は、ボスを裏切り彼女を助けるのであった。 それ以降彼は、少女と孤児たちを守ることを決心する。

 

彼の裏切りに怒ったボスは少女と子供たちに嫌がらせを行い、男はそのたびに、自分の無力さに苦しむこととなる。 そんな中、偶然彼は、どんな願いも叶えてくれるという「ハーレムの悪魔」の噂を耳にする。 必死に悪魔を探し回る彼は、ある一人の褐色の女性と出会い、彼女の紹介で悪魔と契約を結ぶことになる。

そして正義のチャイルド《レッドクロス》が誕生するのであった。